2025/3/3
イベント
成年後見人養成研修の修了証が届きました。

一般社団法人社労士成年後見センター東京が主催する「第13回成年後見人養成研修」を受講しましたが、修了証が届きました。
東京の成年後見センターが主催となっていますが、関東甲信越が対象ということで受講することができました。
山梨県にも一般社団法人社労士成年後見センター山梨があります。
研修プログラム内容
令和6年12月6日(金)~令和7年2月7日(金)の期間中に30.5時間のeラーニング研修の視聴と令和7年1月30日(木)の2.5時間のオンラインライブ研修の併せて33時間の濃厚なカリキュラムとなっています。⑱のオンラインライブ研修以外はeラーニング研修の配信時間となっているので半端な時間となっています。

成年後見人養成研修のまとめ
成年後見制度の基本理念:
自己決定の尊重
残存能力(現有能力)の活用
ノーマライゼーション
成年後見制度の種類:
法定後見:後見、保佐、補助
任意後見:本人が判断能力があるうちに、信頼できる人を任意後見人として選任し、契約を結ぶ
後見人等の主な業務:
財産管理:不動産や預貯金などの管理、年金の受け取り、家賃等の支払い
身上保護:介護や医療、住居の確保など、本人の生活に必要な支援
家庭裁判所への報告:定期報告書の提出、重要な事項については都度許可を得る
後見開始からの流れ:
後見開始の申立
調査官による面接
審判
後見登記の嘱託
初回報告(財産目録、年間収支予定表)
定期報告(財産目録、後見等事務報告書)
成年後見人の倫理:
自らを律する倫理観
本人のために行動すること
品位の保持、法令・実務に精通、公正な立場、誠実に行う
社労士の役割:
年金・医療・介護等の社会保険制度全般に関わる国家資格者として成年後見に携わる
多くの相談者をサポートする
成年後見制度の課題:
後見類型への偏り
保佐・補助類型の課題(死後事務の対応、医療同意権がないなど)
医療同意権がない
地域連携の重要性
高齢者・障がい者の理解と支援:
認知症の種類と症状(記憶障害、見当識障害、実行機能障害など)
知的障害の特性
精神障害の理解
意思決定支援
虐待の防止
消費者保護:
高齢者・障がい者は消費者被害に遭いやすい
悪徳業者の手口
関連法規(消費者契約法、特定商取引法、割賦販売法)
被害の早期発見
任意後見契約:
任意後見制度は、後見が必要な状態になる前に、本人が誰にどんな権限を与えるかを選択できる
後見業務への心構え:
法律、道徳倫理、慣習、宗教などを考慮し、自己の良心による規範的意識を持つ
問題が起きた時には、一人で抱えない
他の事例で活動したことが、後の事例で活用できる
成年後見人として、本人のこれまで歩んできた人生が見える:
本人に寄り添って、終局を迎える
感想
研修内容だけでなく、テキストや資料も実例に沿った内容でとても充実しています。研修を受講することで、成年後見制度の知識だけでなく、高齢者や障がい者の特性、倫理、消費者保護など、幅広い知識を習得することができます。これらの知識は、成年後見人として活動する上で非常に重要なだけでなく、父母が成年後見制度を利用していく機会が増えてくる世代として知っておかなければならない知識としてとても充実した研修でした。
