2025/2/4
備忘録
いとこは何親等?三親等の親族についてのまとめ
年金や成年後見人の関係で、三親等内の親族や四親等内の親族という言葉が出てきますが親等というキーワードについてまとめてみました。
まとめ
親等の数え方として以下の厚生労働省の参考資料をもとに
『タテ=①・ヨコ=②・配偶者=⓪姻』
とまとめてしまいました。

タテは本人から見て上や下に進む場合は1ずつ増やします。本人から見てヨコ(兄弟姉妹)に進む場合は2ずつ増やします。本人以外に配偶者がいる場合は増えませんが姻族になります。
ということで 『タテ=①・ヨコ=②・配偶者=⓪姻』
父母はタテに①なので一親等
叔父叔母は父母の兄弟姉妹なのでタテ①ヨコ②で三親等
いとこ(従兄弟姉妹)は父母の兄弟姉妹の子なのでタテ①ヨコ②タテ①で四親等ということになります。
注意点はヨコ②は本人より上に1回だけしか使えません。
親族とは?
「親族」は、民法では、以下の3つを親族としています。
六親等内の血族: 血縁関係のある親族
配偶者: 結婚相手
三親等内の姻族: 配偶者の血族、血族の配偶者
つまり、血族は親族の一部であり、配偶者や三親等内の姻族は血縁関係はないものの親族として扱われる、ということになります。
親等とは?
親族間の関係性を表すのが「親等」です。親子関係を経るごとに1親等を加えて数えます。
1親等: 父母、子
2親等: 祖父母、孫、兄弟姉妹
3親等: 伯叔父母(おじ・おば)、甥・姪
4親等: いとこ
血族と姻族
「血族」と「姻族」について確認しましょう。
血族: 血縁関係のある親族
姻族: 配偶者の血族、血族の配偶者
例えば、いとこは血族ですが、いとこの配偶者は姻族になります。
直系と傍系
血族はさらに「直系」と「傍系」に分類できます。
直系: 自分から見て、世代の上下方向にまっすぐつながる系統(例:父母、祖父母、子、孫)
傍系: 直系から枝分かれした系統(例:兄弟姉妹、伯叔父母(おじ・おば)、甥・姪、いとこ)
いとこは、兄弟姉妹によって枝分かれした系統なので、傍系血族にあたります。
尊属と卑属
血族は、自分との世代を基準に「尊属」と「卑属」にも分類できます。
尊属: 自分よりも上の世代の血族(例:父母、祖父母、伯叔父母(おじ・おば))
卑属: 自分よりも下の世代の血族(例:子、孫、甥・姪)
なお、自分と同じ世代は、尊属でも卑属でもありませんので、いとこは尊属にも卑属にも該当しません。
また、尊属・卑属に当たるのは、血族のみです。姻族は尊属・卑属に含まれません。
まとめ
年金の場合、未支給年金の請求は生計を同じくする必要はありますが三親等内の親族までとなっているのでいとこは対象ではありません。一方、成年後見の申立人になれるものは四親等内の親族となっているのでいとこは申立人になれるということになります。少し混乱しそうなのでまとめてみました。
これらの知識があると、親族関係を把握しやすくなり、冠婚葬祭などの場面でもスムーズに対応できるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてください。
